それでは、そのホームページに見合ったSEO対策の程度を考えるうえでホームページの目的・役割について考えましょう。
会社や商店、ショップの個々の業態によってホームページに対する依存度、期待度は大きく違ってきますが、自社のホームページをどのように活用するのかという「目的」をはっきりさせることはとても大切です。
それではホームページが担う役割を具体的に整理してみましょう。
@看板、名刺、会社案内
A営業案内・商品カタログ
B販売促進・集客ツール(宣伝広告)
C販売ツール(ネット販売)
D求人ツール
商業用としてのホームページが担う役割は、主にこの5つに整理できるでしょう。細かに考えれば、「企業イメージの向上」「サービスのサポート」なども重要な役割に挙げられますが、SEO対策を考える場合には関連性が薄いのであえて考えないこととします。
@看板・名刺・会社案内としてホームページを活用する場合
これは『とりあえずホームページがあればいい』『今どき、ホームページも ないなんて…』というスタンスで活用されるのですから、はっきりいってSEO対策は必要ないでしょう。
A営業案内・商品カタログとして活用する場合
微妙な扱いですが、従来の印刷物の代替として活用するのであればユーザーは事前にそのURLを知っている場合が多く、あえて不特定多数にPRする必要がないと考え、これもSEO対策の重要性を考慮しなくてよいのではないでしょうか。
B販売促進・集客ツールとしての活用
この場合はホームページの効果と売上げ実績とが密接に関わってきます。SEO対策は広告宣伝費の一部として扱われるべきで、予算を計上しても取り組むべきだと考えます。
C販売ツールとしての活用
これは「営業案内」または「販売促進」の場合と同時に活用されている状況のはずなので、それに準じた判断となります。
D求人ツールとして活用する場合
自社の求人だけでホームページを運営されることはほとんどありませんが、その求人効果は案外あなどれないことも少なくありません。
そうなると、多少の費用を使っても外部の求人メディアを利用することを考えれば安くつくこともありえます。
いかがですか?SEO対策を「するかしないか」ではなく、
「必要なのか必要ないのか」さらに、
「どの程度のSEO対策を講じるのか」を検討することが大切です。
当社はSEO対策だけを突出して受注するつもりはありませんので
とりあえず料金的な記述は控えさせていただきます。
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