ホームページ制作・Webデザイン・その他色々。ペンギン堂
HOME | 会社情報 | サイトマップ | お問合せ

■SEO対策、ホントのところどうなの?

 
 
 

SEO(サーチエンジン対策)

SEO (Search Engine Optimization) とは、
サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、検索エンジン対策をメニューに用意しているところもある
IT用語辞典
となっています。これはつまり、ユーザー(=閲覧者)が何かを調べたくて、GoogleやYahoo!などで検索したときに、その検索結果で自分のホームページができるだけ上位に表記されたほうがいいですよね、そのためにはいろいろ工夫が必要なんです。といったことです。
そのため、ホームページを制作する各社がその専門的な『いろいろな工夫(=技術)』を有償で提供するというサービスが流行っています。
試しに「SEO対策」という検索ワードでGoogle検索をしてみてください。ものすごい数の業者が表示されます。
ついでにいくつかのサイトをご覧になってください。なかなか高額な技術料ですよね?
たしかに、販売ツールや販売促進としての役割で運営されているサイトにとっては、検索エンジンによる検索結果で自社サイトが上位にランクされるか否かがそのサイトの命運をわけるようなことにもなります。
しかし、落ち着いて考えてみると100件のサイトがしのぎを削ってSEO対策に取り組んだとしたら、その100件のサイトは、いたちごっこのごとくランキングが入れ代わることになりますよね。
はたしてどの程度までのSEO対策が必要なのでしょう?
ペンギン堂はSEO対策について否定的な立場ではありませんが、全面的におすすめするものでもありません。そのホームページ、サイトに見合った「程度」のSEO対策が肝要だと考えます。

何のためにホームページを公開するのか。その役割。

それでは、そのホームページに見合ったSEO対策の程度を考えるうえでホームページの目的・役割について考えましょう。
会社や商店、ショップの個々の業態によってホームページに対する依存度、期待度は大きく違ってきますが、自社のホームページをどのように活用するのかという「目的」をはっきりさせることはとても大切です。
それではホームページが担う役割を具体的に整理してみましょう。

@看板、名刺、会社案内
A営業案内・商品カタログ
B販売促進・集客ツール(宣伝広告)
C販売ツール(ネット販売)
D求人ツール

商業用としてのホームページが担う役割は、主にこの5つに整理できるでしょう。細かに考えれば、「企業イメージの向上」「サービスのサポート」なども重要な役割に挙げられますが、SEO対策を考える場合には関連性が薄いのであえて考えないこととします。

@看板・名刺・会社案内としてホームページを活用する場合

これは『とりあえずホームページがあればいい』『今どき、ホームページも ないなんて…』というスタンスで活用されるのですから、はっきりいってSEO対策は必要ないでしょう。

A営業案内・商品カタログとして活用する場合

微妙な扱いですが、従来の印刷物の代替として活用するのであればユーザーは事前にそのURLを知っている場合が多く、あえて不特定多数にPRする必要がないと考え、これもSEO対策の重要性を考慮しなくてよいのではないでしょうか。

B販売促進・集客ツールとしての活用

この場合はホームページの効果と売上げ実績とが密接に関わってきます。SEO対策は広告宣伝費の一部として扱われるべきで、予算を計上しても取り組むべきだと考えます。

C販売ツールとしての活用

これは「営業案内」または「販売促進」の場合と同時に活用されている状況のはずなので、それに準じた判断となります。

D求人ツールとして活用する場合

自社の求人だけでホームページを運営されることはほとんどありませんが、その求人効果は案外あなどれないことも少なくありません。 そうなると、多少の費用を使っても外部の求人メディアを利用することを考えれば安くつくこともありえます。

いかがですか?SEO対策を「するかしないか」ではなく、
「必要なのか必要ないのか」さらに、
「どの程度のSEO対策を講じるのか」を検討することが大切です。

当社はSEO対策だけを突出して受注するつもりはありませんので
とりあえず料金的な記述は控えさせていただきます。


スパム行為に注意。

SEO対策について話しだすと、長くなってしまいますが、最後に「スパム行為」について。
ほとんどのSEO対策は、外部サイトとのリンク度合いや、インターネット上での露出度合いを向上させることで、あたかも人気サイトであると検索エンジンに認識させて検索上位にランクされるような工夫・作業を継続させるしくみになっています。
この、あたかも人気サイトであると錯覚させる工夫には、『ちょっと倫理的にどうなの?』と思われるようなワザもあり、それらはスパム行為と呼ばれ、業界では白い目で見られています。
はっきりした法律が規定されているわけでなく、違法行為ではないのですが検索エンジン側ではスパム行為が疑われるサイトの登録を抹消する動きも出てきて、ホームページのイメージダウンにもつながりかねないのでご注意ください。


2007年3月 文責;内田
Copyright (C) 2007 Web Penguin-do Inc. All Rights Reserved.